Olaf(オラフ) キーケース
¥5,900
SOLD OUT
沖縄のハイビスカス、アカバナの花びらで染めた革を使ったキーケースです。
元々白い牛のヌメ革に、花びらから取った染料で何度も手染めし、色を閉じ込めました。
草木染特有の、様々な色が混ざり合った複雑な色味が特徴です。
何度も染めるうちに濃く鮮やかに発色していくさまは、ハイビスカスの花が咲いていくかのように美しい風合いです。
最後にオイルと色止め処理をしていますが、少しずつ色味が抜けてピンクに変わり、革のエイジングが進むと今度は革本来の飴色が顔を出してきます。
全て自然の命をいただき制作させているので、大量生産はしておらず、少しずつ制作いたします。
【商品詳細】
サイズ:縦11cm×横5.8cm(本体)
素 材:革(姫路産タンロー) 真鍮:4連フック ジャンパーホック2つ
【注意事項】
・手作りのためサイズに5mmほどの誤差があります。
・ひとつひとつ織り模様が違うため1点ものとなります。
・天然染料を使っているので色むら、色落ちすることがあります
・洗濯機、乾燥機の使用はお避け下さい。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※送料が別途¥300かかります。
手染め革について
ハイビスカスの花びらから抽出した染料をアカバナレザーと呼んでいます。
アカバナとは、沖縄で良く咲いている真っ赤なハイビスカスのことです。
ハイビスカスの色素は特に染まりにくい成分であり、不安定であると言われていますが、
赤い色素を革に何度も塗りこみ、少しのミョウバンと蜜蝋で色止めすると鮮やかなピンク色に染まります。
もちろん天然染料なので、使い込むうちに色落ちは免れません。
少しずつスモークピンクのような色合いになり、今度は革本来のツヤが出てきています。
そういった経年変化も天然のものを使用している味のひとつとして捉えていただければ幸いです。
アカバナレザーの経年変化についてはこちらから
https://yoo7.base.shop/blog/2024/04/12/125616
使われている植物について
織物には基本的に沖縄の植物を使い、製品によっては沖縄県外の植物から色をいただいています。
天然染料は見た目の色だけでなく、植物が持つエネルギーも一緒に染められます。
それぞれの染料には独自の意味があります。
主な植物
【フクギ】
良く育ち倒れにくいため沖縄では防風林の役割として街路樹でよく見かける力強い植物。
縁起の良い植物で福の木とも呼ばれる幸運の象徴。花言葉は澄んだ心。
【琉球藍】
本州で見られる蓼藍に比べ、青みが強く緑色の要素が少ない沖縄独自の藍です。
防虫剤や薬として使われているほか、紅型の染料としても重宝されてきました。
花言葉は美しい装い。
【ノニ】
ノニジュースとしても有名ですが東南アジアなどでは根の部分を染料に浸かってきました。
アルカリ性で赤色、酸性で黄金色の染料が取れる珍しい植物です。
絆や愛情を送りたい相手に最適な染料です。
和名はヤエヤマアオキ、花言葉は復縁
【ハイビスカス】
沖縄でよくみられる種類はアカバナと呼ばれる固有種。
見ているだけで元気がもらえる鮮やかな色は染料にするとピンク色に。
花言葉は「勇敢」「新しい美」